Paving the way―未経験から英語×ITを実践!―ブリッジシステムエンジニアとは?

こんにちは!システムエンジニアのAです。

前回はこの英語×ITブログを始めるにあたって、簡単に自分のことを紹介させていただきました。
今回は、コスモルートに入社してから現在に至るまで、ブリッジシステムエンジニアとしてどのような業務をしてきたか、紹介させていただきます!

ブリッジエンジニアとは???

まずブリッジシステムエンジニアと聞いて、皆さんはどのようなエンジニア像が浮かびますか?

…外国人エンジニアと英語でコミュニケーションを取りながらシステムを開発する人?
…日本と海外を行き来しながらプロジェクトを推進していく人?

おそらくいろいろなイメージがあるかと思いますが、ひとまずWikipediaを見てみると、以下のように定義されています。

『グローバルなプロジェクト環境下において、ITと異分野・異業界との架け橋となり融合を行い、製品やサービスをプロジェクトチームとして生み出す人材を指す。』

おお、何だかかっこいいですね(笑)

さらに読み進めてみると…。

『「ブリッジシステムエンジニア」はITと異分野・異業界の架け橋として、「異分野とITの融合」をチームとして行うことにより重点を置いている。また、プロジェクトチームが自然言語の違うグローバルなチームで構成される環境下においては、チームとしての生産性向上・品質確保を担保したデリバリを行うためのソリューションを展開しながら自然言語の壁を排して情報の橋渡しをすることが求められる。そのため、一般的なシステムエンジニアと比較して、ビジネス分析、交渉、スコープ&デリバリ、市場特性に合わせた自然言語の実践基礎能力がより要求される。』

おおお、いろいろスキルを求められていますね(笑)

と、ざっと引用してみましたが、ブリッジシステムエンジニアとは、外国人メンバーと外国語を駆使して協力しながら、製品やサービス開発・エンハンスするPM・エンジニアを指しています。

このブリッジシステムエンジニアという言葉自体は比較的新しい単語なので、もしかすると今後意味が変わってくるかもしれませんね。

ただ、Wikiの引用と比較しても、私がこれまで1年半携わってきた業務・役割によく当てはまっているなという印象です。

ブリッジエンジニアとして、プロジェクトに参画!

ここから私が携わってきた業務・役割について話を進めますが、私はこれまで2つのプロジェクトにブリッジシステムエンジニアとして参画してきました。
1つは去年1年弱参画していた、大手自動車メーカー向け基幹系業務システムの開発・導入プロジェクト(要件定義・基本設計)、
そしてもう1つは今年の夏から参画している、別の大手自動車メーカー向けBtoC向けアプリ開発のプロジェクト(要件定義・基本設計・開発・テスト)です。

どちらのプロジェクトも発注元は自動車メーカーの日本本社であり、直接は日本のベンダーに発注しているため、クライアントならびに私のチームメンバーは主に日本人で、日本語でやりとりをしてきました。ただ、開発の発注先は外国人チームとなるため。ここからコミュニケーションが英語となり、私の担当領域となります。
この一緒に働いてきた外国人チームについてさらに詳しく話すと、1つ目のプロジェクトではインドの開発ベンダーのインド人エンジニアたちと仕事をし、現在のプロジェクトではアメリカと中国の開発ベンダーとタッグを組んでいます。
インド人エンジニアたちはそのプロジェクト発足中は日本に滞在しており、直接口頭でコミュニケーションをとることが多かったのですが、今回のプロジェクトは COVID-19の影響で開発チームメンバーがアメリカまたは中国から移動できないため、メールやチャット、ビデオ会議ツールを使って、遠隔でコミュニケーションをとっています。

では、彼らと具体的にどのような業務を行ってきたか、についてですが、両方のプロジェクトで共通していた業務が非常に多く、以下が挙げられます。

・外国人メンバーがいる会議での英語でのファシリテーション
・日本語・英語の通訳
・英語での議事録作成
・英語でのメール・チャット
・日本語または英語でのドキュメント作成
・日本ベンダーチームでの要件定義・基本設計とそれ以降のフェーズの計画
・開発ベンダー側へプロジェクト状況・要望の英語での説明
・開発ベンダーとの英語での技術的な要件定義・基本設計とそれ以降のフェーズの計画
・開発ベンダー作成の成果物レビュー・英語でのフェードバック
・開発ベンダーの進捗・課題のクライアント・日本ベンダーチームへの日本語での報告
・IT知識のキャッチアップ (自習)

なんとなく、イメージが沸いたでしょうか?
主に外国人チーム・メンバーとの窓口としての業務も多いですが、普通のシステムエンジニアと同様に日本語での要件定義や基本設計も行っており、どちらの業務も刺激的で面白いなと思っています。

また、私の担当領域は上流工程が多いですが、担当工程によっては外国人エンジニアたちと一緒にコードを書くようなブリッジシステムエンジニアの方もいらっしゃるかと思います。

まとめると…

ただ、どの工程にせよ、これらの業務は外国語ができればいい!というものではありません。
先ほどのWikiからの引用にも書いてありましたが、ビジネス分析能力や交渉力だけでなく、プロジェクト調和能力、チームリード力など様々なスキルが必要となってきます。
また、そのスキルが足りなかったばっかりに私自身大変な状態に陥ったこともあります。

次回は、業務で私が個人的に大変だった話、またその経験から学んだブリッジシステムエンジニアに必要なスキルについて、お話しいたします。

次回もお楽しみに!

前回の記事こちらです。

オランダの大学のオフィス内の写真です。