2020/7/16に弊社からリリースされた、新・契約ナレッジマネジメントシステム、Legaledge(リーガレッジ)のプロジェクトマネジャー、星野へのインタビューを数回にわたって掲載していきます。
Legaledgeの魅力、サービスにこめた思いなどをお伝えしていければと思っています。

西田:本日はよろしくお願いします。
星野:よろしくお願いします。

●Legaledgeについて

西田:最初にLegaledgeについてご紹介いただけますか?

星野:Legaledegeは、前職の法務部での経験から感じた課題を解決するためのサービスとして企画しました。

西田:約5年間、企業内弁護士として働いていたときいています。

星野:はい、そうです。前職では、契約書の管理と活用について課題を感じていました。

西田:契約書の活用とは、具体的には、どういうことでしょうか?

星野:新規の契約書を作成する場合にイチから作るのではなく、これまでに締結した契約書の文章を参考にして作成したり、契約書をレビューする際に過去に締結した内容と比較することがよくあります。このように、締結した契約書の情報を利用することそれを契約書の活用と呼んでいます。

西田:なるほど。管理について感じていた課題を教えて下さい。

星野:契約書の管理については、最近の契約書についてはデジタル化して管理されていたものの、古いものはエクセル台帳で管理するなどアナログな要素が残っていました。デジタル化された契約書も、導入していたシステムの検索性がいまいちだったり、個人的には使いづらさを感じていました。

西田:それだと、目的の契約書を探すだけでも時間がかかりそうですね。

星野:うまく管理されていないと、活用にもつながっていきません。
契約書のレビューをしていると、「この取引先とは、このタイプの条文について過去にはこれまでどのような内容で合意していきたか?」といったことを調べたいと思うことがよくあります。
ですが、契約書自体を探すことに手間取ったり、探し当てた契約書に期待していた条文がなかった場合はまた別の契約書や条文を探して…、ということがあり非効率さを感じていました。
ほしい情報にピンポイントでアクセスできる管理の仕方でないと活用しにくいな、と。

西田:確かに。

星野:なので、Legaledgeでは、契約書の登録・管理を簡単にできるようにし、かつ、契約書情報を活用できるような仕組みを用意しています。私はこれを「契約書の管理と活用をシームレスに連携する」と表現しています。

西田:シームレスとは…。

星野:ここでは「一気通貫」という意味で使っています。これまでの契約書管理の課題の1つとして、契約書情報を積極的に活用することまで意識した管理方法になっていなかったという点があげられるのではないかと思っています。つまり、管理と活用が分断されていました。一方、リーガレッジに登録した契約書は、条文単位でアクセスできたりこれを簡単に再利用できるなど、活用できる状態で保存されています。このように「活用されることを意識した管理」になっていることを「シームレスに連携」と表現しています。リーガレッジを「ナレッジマネジメントシステム」と表現しているのも、契約書情報の活用まで見据えている点に所以があります。
   
西田:いいですね。契約書の業務がかなりスムーズになりそうです。
   

●開発への思い
西田:開発への思いをもう少し教えていただけますか?

星野:契約書の管理というと、今までは「これだ!」といえる決定打がなく各社各様のやりかたで管理していたように思います。
   そこに欠けていた視点は、何度か出てきていますが「契約書情報の活用を見据えた管理方法」という視点です。

西田:なるほど。

星野:「契約書管理」というと、どうしても単なる保管や管理のみが目的になっていたのではないかと考えています。契約書の管理はもちろん、その活用までサポートする、決定打的なサービスにリーガレッジがなりたいと考えています。
リーガレッジをご利用いただき、契約書の登録や捜索といった単純作業の時間を削減し、より付加価値の高い業務に集中していただけたら大変うれしいです。

西田:課題を何とかしたいという熱い思いと、それをテクノロジの力でどう解決していくかという視点と実行力とがマッチしてリーガレッジLegaledgeが誕生したのですね。応援しています!
   
星野:ありがとうございます。

西田:本日はありがとうございました。
星野:ありがとうございました。

Legaledge(リーガレッジ)のプロジェクトマネジャー、星野

今回は、Legaledge開発への思いなどをご紹介しました。
次回は、開発までのみちのりなどについてインタビューをしていく予定です。

第2回目のインタビュー記事こちらです。

新・契約ナレッジマネジメントシステム、LegaledgeのWebサイトこちらです。
デモのご希望などございましたら、こちらまでご連絡ください。