はじめに

初めまして!2021年9月にコスモルートに中途入社した西田です!

今回は、エンゲージメント向上施策の一環として、「自分の理想キャリアを逆算する座談会」を社内で開催した時の様子を話していこうと思います!

目的と背景

今回の座談会開催の目的と背景は以下のようなものでした。

【目的】
・キャリアの方向性に迷いがある人/あまり先の事考えられていない人:キャリアの選択肢をインプット/キャリアを考えるきっかけにしていただきたい。
 例) 開発、コンサル、営業、バックオフィス(内部のサーバー管理など)
・キャリアの方向性決めている人:そこを極めていくのに必要な事をインプットしていただきたい。
 例) 開発者:学ぶ言語、プログラミング力以外に必要な事等。いつ何を習得していくか等。
 例) コンサル:何から優先順位つけて出来る事増やすか。ドキュメント作成力、業務フロー知識など

【背景】
経験・知識が多くあり社員のロールモデルになる人物を、東京アンバサダ会メンバと管理職の方で相談して2名選定させていただきました。
1人目:スペシャリストAさん
2人目:マネージャーBさん

1人目:スペシャリストAさんの発表

2014年にコスモルートに中途入社されたAさん。
当初はスキル高案件等を中心に参画され、今年からはビジネスソリューション事業部で活躍されています。

簡単な自己紹介の後、最終的なキャリアの目標について話してくださいました。
Aさんの最終目標は、「作れて売れて話すと楽しいおじさん」。
その目標を達成するために軸となる5つの要素についてお話しいただきました(下図参照)。

その上で、Aさん自身の強みについてもお話しいただきました。

①エンドユーザ目線で考えて動ける。
②短期間で未経験分野の知識習得が得意。
③様々な経験に基づいて、仕事を作り出すことができる。
④正確でミスが少ない。リカバリプランが常にある。
⑤常に余裕があり無理なことはなるべくしない。

20代や30代の頃は、「とにかく何でもやってみる」精神で仕事に取り組んでいたというAさん。その過程でパンク寸前になることもあったそうですが、その経験を経て仕事の優先順位の付け方を学び、物事の整理の仕方がうまくなったという話が印象的でした。

2人目:マネージャーBさんの発表

コスモルートではSAPコンサルの案件を中心に、大規模のプロジェクトにおいてはチームリーダー等を担当されているBさん。

現在までのキャリアの説明や自己紹介の後、東京アンバサダメンバが事前に用意した質問を基に、キャリア形成の軸となる要素についてお話しいただきました。その中で印象に残った項目をいくつか紹介させていただきます。

Q:理想の人材像はどんな人ですか。

A:チームの方向性を作っていける人。課題を解決するために、メンバのベクトルを合わせていけ信念を持っていて、顧客に対しても間違っていると思えば「No」と言える人。

Q:業務中に行っていた自身の市場価値アップのための工夫はありますか。

A:①振られた業務はやってみる。多少背伸びをした内容だとしても、とにかくやってみる(振る方もできると思って仕事を振っている)。
②上流工程を目指している方は、実際にやっている人のやり方を観察し、真似をしてみること。その中で自分のやり方へと昇華していくこと。

Q:自身の市場価値アップへの影響順について、下記項目に順番を付けてください。また簡単に理由も教えてください。

・クライアントの業界への知識
・コミュニケーション力(折衝力、ヒアリング力など)
・マネジメント力
・語学力
・ドキュメント作成力
・プログラミング力
・その他(あれば)

A:順位付けは以下の通り。
①コミュニケーション力
②ドキュメント作成力
③マネジメント力
④クライアントの業界への知識
⑤語学力
⑥プログラミング力
理由:仕事は一人でやるわけではない。お金をもらうためには相手に納得してもらわないといけない。

他にも様々な質問に自身の経験を交えながらお答えいただきました。
特に印象的だったのは、「振られた業務はやってみる」精神は、1人目発表者のAさんと共通していたこと。
また、自身の市場価値アップのために必要な要素の順位付けの質問の際に、プログラミング力を1番下の順位に持ってきていたこと(もちろん必要不可欠な要素であるという前提ですが)も印象的でした。コンサルタントとして仕事をしていくためには、相手をいかに納得させることができるかが極めて大事だというお話をしていただき、これからコンサルタントとしてのキャリアを目指している筆者にとっても、とても勉強になる内容でした。

おわりに

エンゲージメント向上推進チームは、社員の方々のエンゲージメント向上に向けて様々な企画を実施しております。
今回の座談会もその活動の一環として開催したものですが、筆者自身も非常にモチベーションになり開催してよかったと思える座談会でした(ご協力いただいた発表者両名ありがとうございました)。
次の座談会の内容や開催時期は未定ですが、引き続き社員の方々のエンゲージメント向上に貢献していけるよう、もっと面白い企画を提案していきたいと思います!