今回、SAPソリューション部の月野部長へインタビューをさせていただきました!
部門の活動内容や組織メンバーの育成方法、さらにはプライベートの過ごし方まで、インタビュー内容を2回に分けてお伝えしていきます。

自己紹介

櫻井:はじめに、自己紹介と部門でどんなことをやっているかお聞かせいただけますか。

月野:私はSAPのBasis領域で25年間のコンサルティング経験を積んでおり、4年前に弊社に入社し、現在のポジションを担当しています。
私たちの部門は、SAP全体のビジネスを幅広く手掛けており、大きく2つのチームで構成されています。一つはアプリケーションを担当するアプリケーションコンサルティング部(BAC)、もう一つはBasisインフラ基盤を担当するSAPベーシス&クラウドサービスプラットフォーム部(BBC)です。
各チームには15名から20名ほどの社員が在籍しています。

櫻井:SAPのBasisに長いこと携わっているとのことですが、部門の活動内容をもう少しお聞かせいただけますか。

月野:私は現在、2つあるチームのうちのBBCのリードを担当しています。
当社のBasisチームは5年前から活動しており、大手製造業のお客様を中心に、オンプレミスSAP環境のAWSへの移行を支援してきました。AWSへの移行後、約10システムのコンバージョンを順次実施しています。
また、SAPのバージョンアップにも対応しており、お客様のSAP SaaS基盤「RISE with SAP」への移行に向けた運用設計や移行方法の検証を行っています。RISE環境で利用できるBTP(SAP Business Technology Platform)の開発基盤についても、環境構築の検証を進めています。

櫻井:Basisチームは何名体制でしょうか。

月野:社員は私含めて10名です。パートナーさんが全部で 17 名入っているため、合計 27 名の体制で活動しています。Basis以外の基盤運用も少しやっていますが、基本はBasis作業を主に対応しています。

櫻井:チームの強みがあれば教えていただけますでしょうか。

月野:当部門は、多岐にわたるSAPマイグレーションコンバージョンのパターンに対応可能です。これまでの豊富なプロジェクト経験から得られたノウハウを共有し、様々なケースに柔軟に適応できるチーム体制を構築しています。
また、英語でのビジネス推進を得意としており、多数のインド人メンバーとの協業を通じて、言語だけでなく文化的な側面も考慮した円滑なコミュニケーションを実現しています。
現在進行中の日本、シンガポール、アメリカ、ヨーロッパ拠点でのSAP導入プロジェクトでは、グローバルBasis領域を担当し、全拠点のコントロールを英語で行っています。このグローバルな環境への適応力も弊社の強みです。
さらに、新しい領域であるBTP(SAP Business Technology Platform)に関するノウハウも豊富に蓄積しており、BTP導入に必要な要素を網羅し、デリバリーが可能なチームです。

大規模プロジェクトにおける課題解決

櫻井:ありがとうございます。グローバルなプロジェクトをやられていて色々なご経験もされていると思いますが、過去のプロジェクトで大変だったことがあったら、どのような解決が行われたかも含めてエピソードをお聞かせいただけますか。

月野:私たちは、大手製造業のSAPプロジェクトにおいて、複雑な設定と大量のアドオンプログラムを伴う、非常に難易度の高い案件を完遂しました。このシステムは1万人以上のユーザーが利用し、APサーバーが30台以上の大規模構成でした。
稼働後にはパフォーマンス問題をはじめとする様々な課題が発生しましたが、約2ヶ月間におよぶ集中的な対応により、これらの問題を解決し、システムを正常稼働へと導きました。困難な状況を乗り越え、無事にシステムが立ち上がった時の達成感はひとしおでした。

若手育成とグローバル協業

櫻井:月野さんの部門はシステムやお客さんもグローバルな感じですが、それを支えているメンバーはどんな方がいらっしゃいますか。具体的にはキャリアが浅かったり未経験の方も入られていて、すごい成長されていますが、エンジニア育成方法であったり、チームマネジメントをする際に気をつけているところやメンバーのキャリアパスを考えてあげる時にどんなアドバイスしているのかお聞かせいただけますか。

月野:私たちの部門は、若手メンバーの育成に力を入れています。経験豊富なパートナーがOJT形式で指導にあたり、実践を通して知識とスキルを習得できる環境です。また、深い技術的な知見を要する業務では、インド人メンバーと連携し、グローバルな視点と英語でのコミュニケーション能力も同時に高めています。
アサインするプロジェクトは、メンバーの成長を最優先に厳選しています。安心して挑戦できる環境を整えることで、各々が着実に成長を実感しながら業務に取り組んでいます。

 櫻井:月野さんの部門のメンバーがオフィスにいる時は、英語でお仕事されてるようなケースも多いようですが、外国の方と仕事をするグローバルプロジェクトで留意されてる点やメンバーに働きかけてる点があれば、教えてください。

月野:顧客が外国人である案件は現状ほぼありません。エンドユーザーとの要件定義など、高度な英語での議論が必要な場合は、対応可能な経験豊富なメンバーが担当します。一方、日常的なオペレーション業務では、英語でのやり取りを推奨し、経験の浅いメンバーも積極的に英語を使用することで、実践的な語学力向上を促しています。

櫻井:英語はあまり得意ではないメンバーもいると思いますが、そういう方も英語を学ぼうという気持ちになるのでしょうか。

月野:英語学習については、若いメンバーほど抵抗なく取り組んでいます。
また、英語でのコミュニケーション促進のため、最初のインド人メンバーであるアグニが参加する際には、2週間の高尾山合宿を実施しました。この合宿を通して寝食を共にし、お互いを深く理解することで、その後のリモート環境での円滑なコミュニケーションへと繋がりました。
※高尾山合宿の内容はこちらからご覧いただけます!

2023年に行われた高尾山合宿の様子

異文化理解と信頼関係構築

櫻井:そうなんですね!事前にお互いの文化の違いを乗り越えて、そこを理解できるようなイベントを企画してやられるってことですか。

月野:インド人メンバーとの協業では、信頼関係の構築が特に重要です。 信頼が築けていないと、情報の齟齬や誤解が生じやすくなります。そのため、私たちは文化の違いを乗り越え、相互理解を深めるためのイベントを積極的に企画・実施しています。 こうしたオフラインでの交流を通じて信頼関係を築くことで、リモート環境でも円滑なコミュニケーションとチームワークを実現しています。
このアプローチが、メンバー全員の成長に繋がると考えています。

左:インドメンバーのアグニさん、右:SAPソリューション部の月野部長

部門の活動内容や組織メンバーの育成方法など仕事についてお聞きしました。
後編では、仕事以外のプライベートのこともインタビューをしていく予定です。
次回もお楽しみに!